京都傷心一人旅【真・鈴虫寺編】
はい。
前回はタイトル詐欺すみませんでした。
鈴虫寺って皆さんご存知ですか?
正しくは華厳寺というお寺なんですが、いつでも鈴虫が鳴いているので鈴虫寺という愛称で呼ばれているそうです。
ここのお地蔵さんはお願いごとをなんでも一つだけ叶えてくれるといわれています。
芸能人の方がこちらのお寺でお願いごとをして叶えてもらったと言われていたり、いろんな人が実際に叶えてもらったと噂が広まり有名になったようです。
これはぜひ、私もそのお力にあやかりたい。
ということで、2日目は朝6時に起きて一番のバスで鈴虫寺に向かいました。(GWだったのでお昼以降は並ぶとの情報があったので、、)
ホテルの最寄りからバスに乗ること約1時間。
どんどんと山の中に入り込んでいき、京都を感じました。途中嵐山なんかも通り、そこで降りる人たちもいましたが、私の目的は鈴虫寺!!💪
晴れていたこともあり、到着してバスを降りると爽やかな空気にまず癒されました。
降りてすぐ道標があり、その通り進んでいくと石の階段を登った先が鈴虫寺です。
ホーホケキョッという鳥の声、さわさわと揺れる草木の穏やかな空気に包まれて自然と心が落ち着きました。登りきると、こんな札?が。
「!」の圧すごいな。道場みたいです。
とても頼もしいですね。
早朝から動いたかいあって、並んでいる人は数人でした。すぐ案内され、中に入りました。
実はこのお寺では、お坊さんが説法を説いてくれます。この日はやはり人が多く、いつもは鈴虫がたくさんいる広間であるようなのですが、私はその隣のスペース(恐らく本堂?)で何やら厳かなお仏壇の前でお話を聞きました。
「鈴虫説法」と呼ばれるそのお話は、さすが関西のお坊さんといった独特のユーモアでテンポ良く進み面白く、話の内容は日々の幸せや自分を振り返ることの大切さといったまさに説法。
これぞ有難いお話。心が清められた気がしました。
(あとお茶菓子美味しい)
一人で参加していたので、お坊さんが家族で来られた方々に向けた「今隣にいる人への愛や感謝を忘れずに…」みたいなことを言った時は、孤独のあまり泣き出しそうでしたが。
そして、大事なのは「身の丈にあった願いごとをすること」「一段飛ばしでいこうとしない」なのだそう。
例えば、あの芸能人と付き合いたい!とか現実味のないことを願うのではなく「私にふさわしい彼氏ができますように」のような具体的で、ありえそうなことを願いましょうとのこと。
また、誰とも付き合ってないのに「結婚できますように」も少し乱暴なお願いになってしまうので、もう一歩先の叶えばいいなをお願いしましょう。
そうすればきっとお地蔵さまはお力添えをしてくれます、と。叶ったら、お礼をしにまた訪れてここで新たなお願いごとをする、もよし。なんだとか。
その後、退場時に黄色いお守りを購入。(五百円)これを持ってお願いごとをするまでがセット。
お寺の入り口に佇むお地蔵さまの目の前を陣取り、しっかり自分の住所と名前、願いごとをお伝えして参りました。
ここのお地蔵さまはわらじを履いていて、なんとわざわざ自宅まで出向いてくれてお願いを叶えにきてくれるそうです☺️(もう大変よ…)
私のお願いごとは急ぎではないので、1,2年かけてゆっくりいらしてください、と付け加えましたが順番待ちがそもそも1,2年待ちどころじゃないかも。笑
気長に、自分ができることを粛々と続けて待っていようと思います。
叶ったら、お礼参りにまた行きたいな〜